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31.  本格的な投資の季節

1週間お休みとなりご免なさい。市場も落ち着いているので、また体調を壊してしまい、先週はスキップさせてもらいました。

さて、現状をどう読むか。5月29日の週に始まったナズダックは何と19%の上昇をみた。その急激な回復に続く今日 までの2週間は、コンソリデーデョン、つまり地固めの時期だったと評価できる。この地固め期間には、これまでに急騰した優秀銘柄を手放したい人達が売りに出て、振り落とされて行く。そして、売り手がいなくなった段階で次のラリーが始まる というシナリオだ。過去2週間のトレーディングの様子を見ていると、上昇もしないが下降もしない、つまり下がり始めると即買い手が支えに入る。上昇しはじめると、ロスを抱えている売り手が売りの圧力をかけて、上がりきれない。そんなシーソーゲームが続いて来た。売買のバランスがとれていた2週間でもあった。

来週から6月末にかけては、これまで市場を動かしてきた重要な経済指標の発表もない。業績の悪い企業が、投資家への警告を発する時期でもある。連銀による金利政策の発表(6月27~28日)が待たれる。 現在の見通しでは、順風満帆「買い」に徹底する時期だと見ている。といっても、すでに急騰してしまった銘柄ではなく、次のラリーの機会を狙っている優秀銘柄に集中して、適正な値段で思い切って買いに出ることだ。多少の借金、つまり マージン口座を利用したアグレッシブな投資スタイルも許される投資の好機会が訪れたと見ている。

その主な理由は、アメリカ経済の成長テンポがやや鈍化した証拠があちらこちらに認められること。連銀による金利引き締め政策は、過去1年間続いてきたが、これもほぼ終わりに近づき、金利引き上げはあったとしてもあと1回に限られると思われる。いわゆる景気のソフト・ランディングの可能性が最も現実的だ。とすると、インフレなしの好景気がまだ続くわけで、株式市況は健全な上昇曲線に乗ることになる。

次の急騰を狙う優秀銘柄:

先週までにかなり回復したが、まだ3月上旬のピークには達していない銘柄。ピーク値からは、15〜30%は低い所で足踏みしている銘柄、そこに次のホープが認められる。

ITWO:エンタプライズ・ソフトの会社。E・コマースに強いとされている。
JDSU:光ファイバー通信網の効率を高める機器
VRTS:E・コマース用のソフトウェア
MERQ:エンタプライズ・ソフトウェア
NTAP:膨張するデータ処理、データ貯蔵業務をアウトソー スする専門機器メーカー
PMCS:通信機材用の半導体メーカー
CHKP:イスラエルのソフトウェア会社
SEBL:セールス、マーケティング用ソフトウェアの第一線にある

いずれも去年の10月から今年の3月期にリーダー格だった、半導体、ネットワーク通信機器、ソフトウェア産業界の優秀 銘柄だ。52週の最高値を参照すると、いずれもまだピークへと伸びる可能性を残している。今年に入ってからの売上高、利 益高の成長業績も優れており、取引ボリュームから判断しても大手機関投資家のサポートを得ている最も好ましい特性を示 す銘柄だ。

すでに新しいピークを築いたリーダー銘柄:

一方、すでに5月末からの1~2週間の市場回復期に52週の最高値を更新して、まったく新しいテリトリーに踏み込んだ人気銘柄も少しづつ登場している。これらの銘柄については、市場が一時的に落ち込んだところで注目しよう。

SDLI:光通信ネットワーク網の効率を高める機器類のメーカー
KEI:計測機器のメーカーで、今ホットな半導体製造工場にて広く利用されている
CHP :テレコム、電子情報機器のための電源供給機器メーカー
TLCM:通信用の半導体メーカー

暴落した安い株には手を出さない:

去年からのブーム期には100%、200%、300%も伸びた銘柄で、今年の春から没落し始めてどん底にあるものもある。まだ 回復していないので、安く見えるかもしれない。CTXS、ADIS、EMLX、LGTO、QLGC、ZOMX など。

大手機関投資家が捨て去った銘柄だ。例え我々個人が気に入っていて、業績も経営者も優秀だと思っていても、数億ドル単位で買い物する大手投資家の支持なしでは、株価の回復はできない。「安い」と思う株に手を出すのは危険極まりないから要注意のこと。筆者も過去にバーゲン・ハントの誘惑にかられて大怪我をした経験があります。

本年後半はどう動くか:

現時点からナズダックのハイテク株が、大きく急騰する可能性もある。が、連銀のグリーンスパン議長は、株価の急騰は 景気を過熱化すると見ていることにも留意しなければならない。ある程度の回復を見たら、金利政策がどう動くか注意しながら、市場を分析して行こう。更に、ここで取り上げているようなハイテク株の優秀銘柄は、P/E 比率が極端に高いことから、「過大評価」されているという声が絶えない。現時点でもすでに過大評価だとする専門家もいるから、こうした警告が実際に値動きにインパクトを持たないとも限らない。そうした警戒をしながら、基本線はブリッシュだと思う。

日本からの対米株式投資のノウハウ:

読者から「日本に住みながらアメリカで口座を開く手法を教えて欲しい」、というご質問を頂きました。日本の證券会社を通しての取引には色々不便が多いようです。自分がニューヨーク住まいで実体験がないので、歯がゆい回答になるかもし れませんが、過去にも同様のご質問を何回か受けていますので、その回答のコピーを交えながら、ここでそのエッセンスをまとめて見ましょう。

1.「どこの証券会社が一番対米投資に熱心か」、また「どこがオンライン投資に友好的か」というご質問をいただきました。筆者はニューヨークでシュワッブ證券を介してオンライン取引をしています。去年の夏までは、電話で売買を発注するテレブローカーという手法を用いていましたが、8月以来オンライン口座をシュワッブで開いて、以来1,000株までは$29.95、最近は取引量が多いために手数料は $ 14.95 に下げてもらってオンライン・トレーディング取引を続けています。

何人かの読者から寄せられたご親切な情報によりますと、大和證券( 大和ダイレクト)が比較的進んでいるとのこと。また、米国系のオンライントレーディング専門会社数件が、行動を開始しているはずです。デイテック(DATEK)證券で口座を開いたという読者もおられました。一般に古い形の日本のブローカーではなく、米国系のオンライン専門会社なりそこと提携している日本企業を選ばれることをお勧めします。経験も智慧もサービスもはるかに純日本勢を上回っているはずです。

日本でのオンライン取引を可能にする證券会社名:

日本国内銘柄の取引をオンラインで可能にする会社は頻発しているはずですが、まだまだ直接日本からアメリカ銘柄の売買を許すサイトは限られている様子です。日進月歩、環境は迅速に進歩しつつありますから、読者の皆様各自で以下のような会社に電話なりメイルで「アメリカ株式の売買取り引きをスタートするのは何時なのか」「何件の銘柄を扱っているのか」など、質問してあげてください。皆様読者から潜在顧客としての圧力をかければ、日本企業もその思いお尻と腰を上げることと思います。

日本のオンライン證券会社とそのウェッブサイト:

E*Trade www.etrade.ne.jp/
DLJ ダイレクトSFG www.dljdirect-stg.co.jp/
マネックス證券 www.moneyco.jp/
野村證券 www.nomura.co.jp/
日興ビーンズ www.nikkobeans.co.jp/
オリックス證券 www.orix.co.jp/
大和證券 www.daiwa.co.jp/

過去にある読者から、荒井拓也氏による2冊の本を紹介するメイルを頂戴しました。早速入手して速読、著者の荒井氏もニュ ーヨーク在住の様子ですが、彼の本によると外国人である日本人も直接オンラインで容易に口座を開けることが確認されました。

「1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資インタ−ネットで始めよう!」荒井拓也 NTT出版 価格:\1900この本の第2章、pp. 31~44 をご参照いただければ、そこにSURETRADE というオンライン證券会社の事例を取り上げて、外国人である日本人が直接オンラインでこのアメリカの證券会社に口座を開く手続き が、細かくまた具体的に説明されています。オンラインで口座を開くためのアプリケーション(申込書)に該当情報を記入し、また「W-8 」と称される外国人証明書を送付し、小切手なり銀行振込みで初期投資元本を入金さえすれば、即取引できることになります。

オンラインの証券会社も最近は数が増え、日本に進出した証券会社であるE*Trade、DLJ Direct 、Charles Schwab など は、日本人がアメリカへ直接申し込みすると、日本の支店へ行くよう誘導される。日本に進出していない中小の證券会社であれば、直接オンラインでアメリカ本社サイトにて口座が開けそうです。

また、日本在住者がアメリカへ送金するには、まず日本のCitibankに100万円預けて口座を開き、自分の証券会社の口座を海外送金先として登録すれば、送金手数料は無料(為替手数料はかかる)で、また電話で送金できます。また株式投資で利益を上げたら、ドル小切手でそれを受取り、それをそのまま日本のCitibankに入金することができます。Citibankではインターネット経由で口座開設の申し込みもできますが、海外送金先の登録申し込みをするなら、自宅か勤務先等の最寄りのCitibankへ直接行くのが一番早いでしょう。

http://www.citibank.co.jp/index2.html

アメリカの証券会社と取り引きをするなら、まずは日本国内の窓口はCitibankにするのが一番のお薦めです。

> ■■■シティバンクのインターネットバンキング「シティダイレクト」■■■
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> ■   【登録料・利用料などの費用は一切無料】
> ■ 外貨預金取引き、振込等、すべてのサービスが24時間365日利用可能。
> ■詳しい資料請求はこちら → http//www.citibank.co.jp/bbm/mag2_h/

以上が、我が読者からの最新情報です。自分の体験でもシティバンクは、グローバルなバンキングには一番熱心な銀行ですし、筆者も小切手口座はニューヨーク郊外のシティ支店に設けています。出張で東京にでかけても、丸ノ内、赤坂だとか六本木に散在するシティバンクのATM で、ニューヨークの自分の口座から現金引き出しができるなど、素晴らしく便利です。筆者はシティバンクからは一銭も紹介料など頂いていませんが、お勧めします。

以上、日本からの対米投資を援助してくれる證券会社や銀行に関する情報をとりまとめました。いずれも、2,3ヶ月前のことですので、状況は変わっているかもしれません。新しい情報がありましたら、他の読者の方々のためにも我がメイルに流してみてください。よろしくお願いします。

我がメイルのアドレスは、akira@odani.com です。ご質問、ご感想、アドバイスなどお寄せください。できるだけ即座に回答を試みます。

本文筆者の昨年度(12月末)の投資業績は、282 %でした。2000年1月1日から今日(6月16日終値現在)までの成績は-15.32 % です。(自己資本金額を基準にした比率です)(来年度の所得税の推定額も四半期ごとに差し引いています。一 度にキャピタル・ゲインを払うのはしんどいので) 本無料メールマガジンの現在の購読者数は、1,618 人です。


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