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3.  何故、今アメリカ株式への投資なのか?

圧倒的な魅力:

    わざわざ何故、太平洋を越えた対岸の異国、アメリカ合衆国の株式への投資を推薦するのか。執筆している本人が米国株を買ってい るから、日本の同僚にもそれを勧めて株価が上がるのを期待しているの ではないか、などと勘繰られてはいけないので、先ずは本アドバイス・ シリーズの第3弾として、日本株と比較した「アメリカ株式の魅力」を 説明しよう。本コラムの末尾まで読み進んでもらえれば、きっとアメリ カ株式の可能性への興味を高めてもらえると思います。

米国株式と日本株の相違:

    日本株式市場では個人投資家は完全に無視されているのに対して、ありがたいことにアメリカの株式市場では「株主が王様」です。連邦政府の 財務省も、連邦準備銀行も、そして證券取引委員会(SEC )も株式市場 の理事会もすべてが、個人投資家、そして機関投資家の利益を守ること に多大の努力を払っています。企業経営者が情報を隠蔽したり誤解を招 くような情報を流したりしないよう、また證券会社の営業マンがコミッ ション目当てに不良株を勧めて不正な利益をむさぼったりしないよう、 厳しい規制が敷かれています。勿論、粉飾会計だとかインサイダー取引 など、詐欺、不正を働く輩はこの国にもいますが、日本に比べればはる かに公正であり明解な取引市場ができあがっています。

   第二に、日本株に比べればアメリカ株の方がはるかに安全です。その最大の理由は、情報開示の原則が徹底しているという事実です。企業の経 営者は、社外取締役だけで構成される取締役会の監査委員会により常に 監視されています。つまり社長だとか会長など内部の経営者は、監査に 口出しすることが禁じられているのです。また、会計監査を担当する会 計事務所もこの外部取締役により雇用され、会社の経営者の直接的なコ ントロールは効きません。さらに、財務諸表に不正があるのを知りなが らそれを無視して監査報告を提出すれば、会社の経営者や取締役会だけ でなく会計事務所そのものが株主団体により起訴され、多大な損害賠償 金を請求されます。つまり、経営者は粉飾会計により業績をごまかした り、あるいは使途不明金を計上したりすることができないよう、法的な 環境が整っているわけです。

   従って、米国企業が四半期毎に発表する売上高、利益の業績数字はほぼ信頼できると言えるでしょう。「含み資産」であるとか、「不良債権」の金額が不明であるといった不安要因がアメリカでは少ない訳です。


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