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27.  連銀の金利引き上げを前にして

先週号の発行が遅れて間隔が短くなりましたが、11日号に引き続く第27号をお届けします。余り新しいニュースはありませんが、連銀の金利引き上げ決定の発表を前にして、 投資への心構えをレビューしてみたいと思います。

グリーンスパン連銀議長による金利引き上げの発表が明日(火)に迫っています。引き上げ率は大方が50ベーシス・ポイント(.5% )の予測です。問題は明日の午後の発表が、市場でどのような反応を得るかです。金利の上昇は、企業の収益率を圧迫するというのが一般的な法則です。したがって、株価にはマイナスの影響を持つことは広く知られています。が、今回の金利引上分の影響はすでに下がっている株価に反映されている、という見方もあります。ということは、株価の大幅な「下方修正はない」という予測になります。

一方、景気が膨張を続けているために労働市場は白熱化し、インフレ再燃の心配は今後も残ります。連銀がさらに6月にも金利引き上げを実行する可能性もあります。ということは、株価はさらに今後も下降し続けるという予測が成り立ちます。結論として、要するに「短期の見通しはつかない」という、余り助けにならない判断しかできません。色々専門家の意見を分析しても、上下どちらの方向に動くのか、混乱させるものばかりです。

そこで、今週中を目処にした短期的な投資戦略は以下のようになります。

1.火曜日の連銀による金利引き上げへの市場の反応は予測できない。

2.今まで 続いているダウン・トレンドは、これから1〜2ヶ月は続く。市場の不安感は消えていない。

3.一方、ナズダックはすでに大幅に下落しており、ボトムに近いという形跡もある。

4.また、一方株価の評価基準に関する不安感があるために、前代未聞の大型暴落もありうる。(Evaluation の問題)

5.信用(マージン)を利用するハイリスク投資はやらない。

6.「買う」なら、ボトムに近いと判断した時をねらう。ダウやナズダックが5%以上の下落をしている時に飛び込む。

7.買ってから値段が回復しないようであれば、買い値から5%〜8%下 がった所で、売り切る。ロスをカットする。つまり、「買い」を入れても直に退散できる柔軟な売りの姿勢を準備しておく。短期のトレーディング手法に徹底する。

8.売買を素早く実行できるよう、銘柄数は5件以上には増やさない。

9.「買い」に回るなら、あくまでも短期のトレーディングに徹底するべきであり、長期の「バイ・アンド・ホールド」型の投資には現状は向いていない。長期の投資は、市場の底が確認され、ブル市場が戻ったという自信を得てから始めても決して遅くない。というのが、筆者の本日現在の短期投資戦略です。皆様読者の考え方にマッチするかどうか。

現在、「買い」の可能性を狙って見つめている銘柄とその株価は、以下のようなものです。いずれも、収益率だとか株価の値動き、業界の健全さ、大手機関投資家のサポートなどが最優秀な企業です。また、買いたい希望値段は大方が4月13〜14日頃の底値の近辺です。

シスコ・システムズ ( CSCO) $ 57
JDS ユニフェーズ ユニフェーズ (JDSU ) $75
クァルコム (QCOM) $ 95
ベリタス・ソフトウェア (VRTS) $ 85
SDL (SDLI ) $ 140
I2 テクノロジー (ITWO) $ 80
シリコニックス (SILI) $ 55

いずれも、この程度の値段で購入できれば大バーゲンというここ3ヶ月間の底値です。さらに、これ以上に下がる可能性もありますが、一方いずれも4月中旬の下落以来迅速に20%〜30%は回復した銘柄でありアップサイドの利益獲得の可能性は高いと見ています。勿論、ここで明記した値段には下がらない、という可能性もあります。例え買えなくても、この不安市場では「損をしないことで満足すべきだ」と、自分に言い聞かせています。

我がメイルのアドレスは、akira@odani.com です。ご質問、ご感想をお寄せください。本文筆者の昨年度(12月末)の投資業績は、282 %でした。2000年1月1日から今日(5月15日 午後3時半現在)までの成績は - 22.40 % です。(自己資本金額を基準にした比率です)(去年のキャピタルゲイン・タックス額を差し引きました)。

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